アストラルのつれづれ旅日記

旅好きの写真日記。主にアニメ・マンガの舞台探訪(聖地巡礼)について。

すずめの戸締まり 聖地巡礼 PV編

いよいよ公開まであと3か月と迫って参りました!

新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」

九州の田舎町で暮らす主人公の鈴芽(すずめ)が、日本各地に出没する災いをもたらす“扉”を閉じるために旅に出るロードムービー

 

公開に先立ち、今までに2本のプロモーションムービーが公開されています。

※下記、公式ホームページをご覧ください

suzume-tojimari-movie.jp

 

今回PV探訪として、プロモーションムービーで登場した背景のモデル地を巡ってきたのでご紹介したいと思います。

鈴芽が辿ったであろうルート(九州→四国→関西)をなぞって探訪を行って参りました!

 

↓↓映画本編の舞台探訪は下記の記事をご覧ください!↓↓

astral-tanbou.com

 

※この記事では、舞台探訪で撮影した写真との比較・検証のため、一部映画作品の画像を引用させていただいております。

これら画像の著作権は、新海誠、及びコミックス・ウェーブ・フィルム「すずめの戸締まり 」制作委員会に帰属していることを明示させていただきます。

 

探訪日:2022年8月5~8日

    2022年8月15日

 

 

 

九四オレンジフェリー

まずご紹介したいのがこちら。

こちらのフェリー、大分―愛媛航路のフェリーを運航している「九四オレンジフェリー」の『おれんじ四国』という船がモデルとなっているようです!

 

『おれんじ四国』の船体。

大分県の「臼杵港」と愛媛県の「八幡浜港」を結ぶフェリー。

他にも『おれんじ九州』という船があり、こちらは船体横のラインがオレンジではなく緑となっています。

 

PVのカットに合わせて撮影してみました。

臼杵港では乗船口が左右反対になってしまう為、作中のカットとは合わないですね…

 

乗船口がある方はこんな感じ。

正直港の画としては作中とは合いません。

右奥に見える街灯は作中のものと同じですが、作中で手前に描かれているガードレールはありませんでした…

港は別の場所をモチーフにしているのかもしれません。

 

船デッキの手すり。

こちらも一致度は高いですね。

 

作中では正面向かって右側が描かれていますが、臼杵港では左側を見る形になります。

 

このカットの船体部分はよくわかりませんでした。

 

他、『おれんじ四国』の別アングル写真諸々。

ファンネル

 

乗船口

 

デッキの上

デッキ周辺は作中でも登場しそうですね!

 

鈴芽がデッキから下を覗いていた場所はここですね

 

撮影は控えましたが、本編では船内のシーンも登場しそうですね!

 

伊予大洲

続いてご紹介するのは、愛媛県大洲市にある「伊予大洲駅」のカット。

フェリーで八幡浜港に着いた後、八幡浜駅から予讃線伊予大洲駅へ。

 

ダイジンという猫?のキャラクターの写真がSNSに投稿されている、というシーン。

ダイジンがいる駅のモデルが伊予大洲駅となっています。

電車も作中に合わせて撮りたかったのですが、車両のカラーが違っていました…

 

作中で描かれている車両はこちら。

3番乗り場に停車していました。

 

車両無しのパターン。

駅舎や奥に見える山の稜線など、諸々一致しています。

 

ダイジンが電車から降りるシーン

 

他、伊予大洲駅の写真諸々

もしかするとこの中で作中で描かれるカットがあるかも

駅ホーム

 

跨線橋

 

跨線橋からの眺め

 

鷲羽山ハイランド付近

鈴芽が遊園地の廃墟へ向かって走るシーン

岡山県倉敷市下津井にある「ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド」という遊園地付近の道がモデルとなっています。

上のカットは、遊園地へ続く坂道の入り口

 

奥に見える建物は、上記のポイントから350mほど東へ行ったポイントにある家々をモチーフにしているのではないかと思われます。

 

この場所はテスラさんが特定されました

 

以下、差分カット諸々

実際は側溝ふたはブロックではなくグレーチング(金網状のやつ)でした

 

坂道方向へかけていく鈴芽

 

作中同様、奥の方に遊園地のアトラクションが見えます。

 

遊園地のアトラクション

 

こちらの遊園地は廃墟ではなく現在でも運営されています。

www.w-highland.co.jp

 

 

新神戸駅

次に訪れたのは新神戸駅

2階のタクシー乗り場付近が登場しました。

 

点字ブロックはいまいち合わないですね。

奥のビルもかなり改変されているようです。

 

(参考)佐賀関の港

こちらは2020年12月に訪問。

新海監督がツイッターで新作の絵コンテの写真を公開してくれたのですが、こちらに描かれている港は、大分県の佐賀関という町にある港ではないかと思われます。

PVが出るまでは、佐賀関からフェリーで四国へ渡るものだとばかり思っていたのですが、九四オレンジフェリー臼杵港から出ている船。

もしかすると、港だけは佐賀関をモチーフにしている可能性もありますね。

もしくは、フェリーのシーン以外で使われるのか…

 

(参考)温泉街のモデル

廃墟の温泉街

上記の画は大幅改変されていると思われますが、モチーフはあるはず

 

熊本県水俣市にある「湯の鶴温泉」という温泉街が怪しいのではないかと睨んでいます。

作中で描かれている”ひし形穴の欄干の橋”も存在しますし、川沿いの建物も一部一致するものがあるようです。

※写真は2022年8月15日訪問時に撮影しました。

 

作中の温泉宿の看板にも“鶴○○温泉”の文字が。

湯の鶴温泉を文字って『鶴の湯温泉』としているのかもしれません。

 

以下、その他湯の鶴温泉の写真

雰囲気は作中で描かれている温泉街に凄く近いと思います。

一致する箇所は一部ではありますが、湯の鶴温泉がモチーフになっている可能性は十分あると考えています。

 

その他の舞台

今回の旅で訪問できていない場所、未特定のカットなどを纏めてみました。

 

キービジュアル

噂では、大分にある「豊後森機関庫」がモチーフになっているのではないかと言われています。

kusumachi.jp

建造物の形は結構違ってはいますが、広場を円形に囲んでいる構図は一致していますね。

 

 

おそらく鈴芽の故郷であろう港町

どこなんでしょうね~

九州のどこかという設定でしょうが、一致する場所はあるのか?

小説版の1場面で、鈴芽の友達が発するセリフに『遅刻するばい!』というセリフがあります。

~ばい、という言い方は主に福岡や熊本で使われる方言。

鈴芽の故郷を見つけるヒントになるかもしれません…

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2022年8月24日追記

小説版が発売されたので早速読んでみたところ、主人公の故郷の位置的モデル地は宮崎県南部であることが判明しました。

しかし、上記の画の港と一致する場所は見つからず…

やはり創作か、もしくは改変されているものと思われます。

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こちらのカット。

六甲山から見た神戸の夜景ではないかと言われています。

 

 

御茶ノ水駅周辺のカット

ツイッターの「スペース」で新海監督が話していましたが、『すずめの戸締まり』の時代設定はほんの少し未来との事で、そのころには御茶ノ水駅周辺の工事も終わっているであろうという設定で上記の背景を描いたのだとか。

 

 

鈴芽が三本足の椅子を追いかけるシーン。

鈴芽が旅立つ前のシーンっぽいので、こちらも鈴芽の故郷の港町を描いたものだろうと思われます。

左奥に造船所っぽいものが見えるので、それがヒントになるかも?

結構探しましたが発見できていません…

 

 

内容は以上!

公開が待ち遠しいですね!

 

第3段PVがあれば、そちらに登場したカットも随時追記しますね。

未特定ポイントの調査も続けて参ります。

 

astral-tanbou.com