「センチメンタルジャーニー」の聖地巡礼
前回の第１話長崎巡礼に続き、今回は第２話の聖地巡礼を決行！
第２話の主人公「松岡千恵」が暮らすのは福岡県福岡市。
バンドの練習をしている博多ふ頭周辺や、行きつけの店「ALBATROSS」がある天神周辺がモデルとして登場しています。
※この記事では、舞台探訪で撮影した写真との比較・検証のため、アニメ作品の画像を引用させていただいております。
これら画像の著作権は、サンライズに帰属していることを明示させていただきます。
探訪日：2024年8月12日
エルガーラ パサージュ通り
まずは天神中心部のパサージュ通りから
千恵が激辛カレーを食べた後、ベンチで休憩している際に隆の姿を見かけるシーン
改変はあるものの、２階部分の通路や壁の描写など、特徴を捉えて描かれてますね
アクセサリーのショーウィンドウが無かったのでアングルだけ合わせて撮ってます
天井部分の描写はほぼ一致
作中で登場する「エルガーラの階段」ですが、
実際にはこのような階段は存在しません。
地下エリアに降りる階段はあるのですが、作中のものとは似ても似つかず
ここは改変でしょうか？
26年前は存在してたとか…？
親不孝通り
千恵がファンに囲まれるシーン
天神の「親不孝通り」ですね
右端に見える赤い電話ボックス、今は新しくなっていますが、当時は作中と同じデザインの電話ボックスでした。
2019年時点でのストリートビューでも赤い電話ボックスが確認できます
新しくなったのはここ数年のようですね
その他差分カット諸々
お店の看板や街灯は全く違いますね。
26年前から変わってしまったのか？
ちなみに、「親不孝通り」は通称で、正式には「天神万町通り」という名前の通りになります。
作中の看板にも「天神万町通り」の文字が。
メンバー行きつけのお店「ALBATOROSS」は実在せず。
※26年前は似た店があったのかもしれませんが
ALBATOROSSの2階から街を見下ろすカット
左に見えている段々になっているビルはアクロス福岡でしょうか？
福岡市赤煉瓦文化館
千恵がウォークマンで隆の曲を聴いているシーン
西中島橋の近くにある赤煉瓦文化館（旧日本生命九州支店）が登場します
上から下へ降りて行くカメラ
建物全体はこんな感じ
同じシーンで登場する那珂川沿いの歩道
こちらも同じシーンで登場するカット
「西鉄物…」の看板
同じ看板はありませんでしたが、
赤煉瓦文化館の横にはホテル「西鉄イン」が
みずほPayPayドーム（福岡ドーム）
作中冒頭、千恵がバイクで都市交をかっ飛ばすシーン
奥に見えるのは福岡ドームですね（現在の名称は「みずほPayPayドーム」）
都市交の道路の裏から撮ってみました
須崎ふ頭
バンドの練習場所である港周辺のカット
博多ポートタワーが見える位置から考察すると、須崎ふ頭のこのポイントが一番近いように思います。
本当はもっと後ろに下がって取りたいのですが、この後ろは会社の敷地内で立ち入り禁止となっています。
博多のシンボルの1つ
バンドの練習場所であるスタジオ
流石に創作でしょう
（参考）九州海運の看板
物語終盤、千恵のバイクを隆が追うシーン
こちらのカットに「九州海運」という会社の看板が登場しますが、
こちらの会社、実在します。
須崎ふ頭にある会社です。
やはりバンドの練習場所「WINGスタジオ」はこの周辺にある設定ではないかと。
（参考）天神イムズ
作中で登場する「天神イムズ」の建物
2021年に閉店し、現在建物の解体が進められています
2020年時点のストリートビュー
今ではこのような状態に…
以上！
親不孝通りのや天神イムズなど、当時から変わってしまった風景が多く目につきました。
仕方ないことですが、やはり聖地が無くなるのは悲しい気持ちになりますね…
次回は第9話の舞台となった金沢を巡る予定です。
今後のセンチメンタルジャーニー巡礼記事も是非ご覧ください！
