アストラルのつれづれ旅日記

旅好きの写真日記。主にアニメ・マンガの舞台探訪(聖地巡礼)について。

半分の月がのぼる空 聖地巡礼(舞台探訪)~三重県伊勢市~

念願だった「半月」巡礼

アニメ放送から18年

やっと来ることが出来ました!

 

橋本紡氏原作のライトノベル

アニメ化だけでなく、漫画、実写ドラマ、映画にもなった超人気作です。

 

三重県伊勢市が舞台の本作。

アニメでは実在の風景を元に背景が描かれており、ドラマや映画では伊勢でロケを行っています。

 

今回はテレビアニメをベースに聖地巡礼を実施。

そこそこの年月が経っている為、当時と様子が変わってしまった場所も多くありました。

今回も場所ごとにカットを纏めてご紹介したいと思います。

 

※この記事では、舞台探訪で撮影した写真との比較・検証のため、アニメ作品の一部を引用させていただいております。

これら画像の著作権は、ポニーキャニオンに帰属していることを明示させていただきます。

 

探訪日:2024年1月12、13日

 

 

 

伊勢市駅

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まずは伊勢市駅から

第1話冒頭のカット

さっそく変わってますね…

平成24年に駅前広場の改装が行われ、巨大灯篭などは無くなってしまいました。

 

OPのカット

巨大灯篭だけでなく、右端の建物も変わってますね

 

第4話

駅前で亜希子さんが友人の美沙子を拾うシーン

ポイントはここで合ってるはず…

 

しんみち商店街(アーケード街)

第1話冒頭

裕一が夜の街を徘徊するシーン

駅から数百メートル離れた場所にあるアーケード街(しんみち商店街)がモデルとなっています。

作中に映画かれている「キムラ洋装」の看板。

実在のお店だったのですが、取り壊されて別のお店になっていました…

 

2018年時点でのストリートビューでは建物が確認できます。

 

こちらは雰囲気が近い場所を選んで撮影。

シャッター街ですね…

 

伊勢図書館

第1話

里香に言われて本を借りに来る裕一

伊勢市立伊勢図書館がモデルとなっています。

 

入口

 

宇治山田高等学校

第4話

自分たちが通う高校を見せる為、里香を連れてくる裕一達

三重県立宇治山田高校がモデルとなっています。

 

校門前から反対を向いたカット

作中のように、眼下に街を見下ろすことは出来ません

 

校門をアップで

 

星出館

レトロな雰囲気満載の旅館「星出館」

OPや第1話等に登場しました。

上はOPのカット

建物は大正時代に建てられたそうな

一度泊まってみたい

 

第1話のカット

 

大阪美容室付近

第1話のカット

星出館のわき道

左側の「大阪美容室」の建物が今でも残っています。

 

こちらは第4話のカット

美容室横の家が取り壊されています。

 

2013年時点のストリートビューでは確認できますね

 

小田橋

第1話

バイクで砲台山を目指す2人

この橋で間違いないと思います。

 

勢田川沿いの道

第4話のカット

たぶんこのポイントで合ってるはず…

右端の公園は工事中でした

 

(参考)裕一と水谷が話していた橋

この橋はかなり改変が入ってそうです

 

上記「勢田川沿いの道」のカットをベースに考えると、奥に映るこの『すのこ橋』上で2人が話しているのでここがモデルと言えますが、見てのとおり橋の欄干が一致しません

 

小田橋だと欄干が一致します

 

砲台山(虎尾山)

いよいよ最後の目的地「砲台山」へ足を踏み入れます!

物語の最重要ポイント

山というより小高い丘といった感じ

2015年に起きた悲しい事件の後、あまり整備がされていないと聞いていますが果たして…

また、他のブログでも紹介されていますが、山頂までの道のりがなかなかに分かりづらいです。

まずは砲台山の北西にあるこの「伊勢岡本ヒルズ公園」という公園を目指します。

 

公園に入ると、左手にこのような鉄策の扉が。

一見入れないように見えますが、この扉鍵がかかっておらず、簡単に開けて出入りすることが出来ます。

 

扉を開けて獣道を登っていきます

 

想定以上に険しい道のりでしたw

 

所々にこのような看板が

 

中腹の手すりには半月ファンの絵馬も掛けられています。

かなりの年月が経っているであろう絵馬も多くありました。

また、ここからは眺望を望むことが出来ます。

 

さて、いよいよ山頂へ

石段を登っていきます

 

登った先には大きな塔が。

アニメ版では描かれていませんが、小説版では記載があります。

日清・日露戦争を記念碑との事。

地元では同名キャラの落書きをされた事から「ニャロメの塔」とも言われています。

 

塔の裏側に回り込むと、そこには聖地巡礼ノートや半月のラノベなどがケースに入って置かれていました。

 

私も巡礼ノートに足跡を残しました。

何冊目かは不明ですが、このノートの1ページ目は2023年7月1日の書き込みから始まっていました。

その後も数日おきに書き込みがされており、18年経った今でも多くの作品ファンが訪れていることが伺えました。

 

 

作中のような眺望は拝めず。

 

まんぷく食堂

最後に訪れたのは、宇治山田駅のすぐ側にある「まんぷく食堂」さん

小説版で登場するお店で、作者の橋本先生をはじめ、ファンが集う場所となっています。

もちろん頂くのは作中でも登場した「からあげ丼」

親子丼の鶏肉をからあげにした感じ。

美味しい。

巡礼で歩き疲れた体に沁みるうまさ。

結構ボリュームあります。

 

 

以上!

駅や商店街の変貌は時の流れを感じさせますね。

もっと早く来るべきだった…

 

砲台山の巡礼ノートの書き込み頻度には驚かされました。

本当に長い間愛され続けている作品なんだなぁと実感。

今後、もし作品ファンのオフ会などがあれば是非参加したいです!