ついに公開された「すずめの戸締まり」
詳しい感想についてはこの記事では言及しませんが、個人的には素晴らしい作品だったと思います。
新海監督も相応の覚悟を持ってあのテーマで作品を描くことを決めたのだと思いますし、その思いを受け止めたいと思いました。
公開後の3日間で興行収入18億円越えとかなり好調なスタートを切った本作。
私はというと、福岡県の劇場で最速上映(11月11日午前0時スタート)を見た後、翌朝に大分県へ移動。その後4日をかけて、作中で鈴芽が辿ったルートに沿って日本縦断の聖地巡礼旅を行って参りました!
本記事では、主にその巡礼旅で撮影した写真をご紹介したいと思います。
※一部、8月に行ったPV編の探訪の内容を含みます。
※公開直後の日本縦断旅以降に再訪した際の写真も随時追記しております
※この記事では、舞台探訪で撮影した写真との比較・検証のため、一部映画作品の画像を引用させていただいております。
※使用している画像は、予告・特報映像、本などに掲載された画像、及びテレビの特集番組等の映像になります。
これら画像の著作権は、新海誠 氏、及びコミックス・ウェーブ・フィルム、「すずめの戸締まり 」制作委員会に帰属していることを明示させていただきます。
探訪日:2022年11月11~14日
2023年1月7~9日(神戸再訪)
2023年10月9日(佐賀関再訪)
2023年10月20~22日(東京再訪)
2023年12月23日(東北再訪)
2024年5月12日(スオーナダフェリー、竹田津港)
- 佐賀関の港
- (参考)金山港の堤防
- 関あじ関さば通り
- JFおおいた佐賀関支店付近
- JAおおいた佐賀関支店
- (参考)廃温泉街へ続く道
- 湯平温泉
- (参考)湯の鶴温泉
- 祇園踏切
- 九四オレンジフェリー
- 竹田津港
- スオーナダフェリー
- 八幡浜港
- 八幡浜駅
- 伊予大洲駅
- 大洲城遠景
- 大谷池周辺
- 関川駅
- 鷲羽山ハイランド付近
- 東山商店街
- 二宮商店街
- マクドナルド2号線須磨店
- 神戸おとぎの国
- 新神戸駅近くの教会
- 新神戸駅
- 清州城遠景
- 東京駅
- 御茶ノ水駅
- 御茶ノ水駅周辺
- 聖橋
- 順天堂医院
- 順天堂大学
- 順天堂前交差点
- 昭和第一高等学校横の坂道
- 浅草寺 雷門前
- バスタ新宿
- 新宿駅南口
- 渋谷駅付近
- 新宿2号踏切
- 大久保駅ホーム
- 朝日橋
- 秋葉原駅西口
- 新宿センタービル
- お台場海浜公園
- 道の駅大谷海岸
- 脇之沢漁港付近の道路
- 陸前高田市米崎町堂の前の道
- 織笠駅
- 織笠駅前の道
- 山田湾展望広場(後ろ戸設置場所)
- 芹澤カー事故現場
- 宮古市赤前の堤防
- 電波塔
- その他の聖地(未訪問)
- 聖地巡礼に際して
- 「すずめの戸締まり」日本縦断聖地巡礼旅の行程
佐賀関の港
物語序盤、廃温泉街の扉から立ち上ったミミズが倒れ込むシーンで映ったカット。
フェリーは違いますが、奥に見える建物などは一致しています。
作中では実際の風景を反転させて描いているようです。
以前監督がツイートした絵コンテにも佐賀関の港が描かれていました。
こちらはまだ反転して無いですね。
フェリー乗り場側から反対を見るとこんな感じ。近いカットがあったような気もします。
作中のフェリー乗り場俯瞰。
港の形は佐賀関、フェリー乗り場の建物や看板は臼杵港をモチーフにしているようです。
(参考)金山港の堤防
2023年10月再訪時に撮影
金山港の堤防
消波ブロックの位置などが似ています。
関あじ関さば通り
2023年10月再訪時に撮影
廃温泉街の後ろ戸を閉めた後、2人が鈴芽の家へ向かうシーン
一部の建物はこの通りの建物をモチーフにして描かれているようです。
JFおおいた佐賀関支店付近
同じく物語序盤、ミミズが町に倒れ込むシーンで登場。
JFおおいた佐賀関支店横の路地がモデルとなっています。
作中では右手前がコインパーキングになっていたりと、一部改変されていますね。
JAおおいた佐賀関支店
JFおおいた佐賀関支店の建物と港。
環さんや稔さんが働いている漁協のモデルはここではないかと。
2023年10月再訪時に撮影
草太とダイジンを追いかけてフェリーに乗り込むシーン
JFの建物がほぼそのまま描かれています。
2023年10月再訪時に撮影
物語中盤
環さんと稔君が鈴芽の行方について話すシーンでこんなカットが出てきました。
(参考)廃温泉街へ続く道
2023年10月再訪時に撮影
佐賀関の路地
鈴芽が廃温泉街へ向かう為、自転車を降りてバリケードを乗り越えるシーンで登場した場所に似ています。
トークショーにリモートで参加した新海監督がロケハン時の写真を公開するという場面がありましたが、その時の写真にも同じ場所の写真が含まれています。(一番上の左から3つ目)
湯平温泉
続いて訪れたのは、湯布院にある「湯平温泉」
作中の廃温泉街で描かれているカットの一部が湯平温泉をモチーフに描かれているようです。
上記のカットがまさにそれ。
正面の窓ガラスの奥には小物などが飾り付けられていました。
提灯も湯平温泉のものをモチーフにして描いてそうですね。
静かな風情ある温泉街でした。
次来た時はゆっくり温泉を楽しみたいと思います。
(参考)湯の鶴温泉
8月に訪れた熊本の「湯の鶴温泉」を少し紹介したいと思います。
作中の廃温泉街は、おそらく複数の温泉街をモチーフにして描かれているのではないかと推測しています。
「湯の鶴温泉」では、作中で描かれている“ひし形穴の欄干の橋”など複数の一致箇所があり、温泉街のモデルの1つではないかと考えています。
上記カットの左に描かれている建物と酷似しています。
“川を渡るパイプ”も存在します。
祇園踏切
物語序盤。
鈴芽の登校シーン。
この踏切は、臼杵高校横の「祇園踏切」がモデルとなっているようです。
両端のフェンスや柵、看板、奥に見える建物の一部等が一致しています。
警報灯の形は違いますね。
作中カットのアングルに合わせて撮影。
あまり一致しません。
九四オレンジフェリー
鈴芽たちが乗ったフェリー。
九四オレンジフェリーの「おれんじ四国」という船がモデルとなっています。
上の写真は8月に撮影した「おれんじ四国」の船体。
日本縦断聖地巡礼旅でも臼杵港からフェリーで八幡浜へ渡ったのですが、その時は「おれんじ九州」の方だった為、以前撮影した写真を代用しました。
こちらも8月に撮影した「おれんじ四国」のデッキ手すり部分。
このカットは今回の旅で撮影したカット。
船体は「おれんじ九州」ですが、「おれんじ四国」でも同様の作りになっているのではと思います。
このようにファンネルが映るカットも登場しましたね。
鈴芽と草太が寝ていたサイドデッキはあまり一致しません。
今回撮影はしていませんが、船内も作中とは一致しません。
竹田津港
2024年5月12日訪問
鈴芽がダイジンと草太を追いかけてフェリーに乗り込むシーンのモデルとなっている港です。
Xのフォロワーさんに教えて頂きました!
上記、スオーナダフェリーさんの公式サイトにも作中のモデルになったとの記事が。
しかも記事の公開日は、映画公開から間もない2022年12月。
何故今まで気づかなかったのか…
タラップの形も完全一致
この港から乗船できるスオーナダフェリーは、作中で鈴芽が乗船した船の内装のモデルとなっています。
※外装と甲板は「九四オレンジフェリー」がモデル
スオーナダフェリー
2024年5月12日撮影
大分の竹田津港と山口の徳山港を結ぶフェリー
鈴芽と草太が乗り込んだフェリーの内装のモデルとなっているのがこちらのスオーナダフェリーです!
上は船後方のゲーム機や自販機が置かれているスペース。
床の模様や椅子、テーブルも完全一致
船前方の客室(椅子席)
こちらは車両甲板から客室へ上がる階段
エントランス
かなり細かく再現されていて感動
船中ほどの客席スペース
約2時間の船旅
作品ファンなら1度は乗るべき!
八幡浜港
鈴芽と草太が降り立った港。
作中でも港の名前が明示されていました。
作中では八幡浜港の旧フェリーターミナルが描かれていますが、現在は取り壊しが始まっています…
上記のポイントで振り返るとこのカットに。
こちらも同じポイントで撮影。
造船所の建物が忠実に描かれています。
八幡浜駅
港に降り立った鈴芽達は八幡浜駅まで移動し電車に乗り込みます。
上は八幡浜駅の改札。
1番線ホーム。
再限度高いですね。
伊予大洲駅
こちらは8月に撮影した写真。
ダイジンが駅員の帽子をかぶってSNSに投稿されている写真の場所は伊予大洲駅がモデルとなっています。
電車と合わせて撮りたかったのですが、車両の色が違っていました…
作中と同じカラーの車両は3番線に停車していました。
ダイジンが電車から降りるシーン。
大洲城遠景
こちらは大洲城の遠景カット。
肱川沿いの道から望遠で撮影。
鈴芽と草太が八幡浜駅から電車に乗って移動するシーンで登場しました。
大谷池周辺
鈴芽が千香と出会うシーンはこの大谷池沿いの道がモデルではないかと言われています。
写真では霞んで見にくいですが、右奥には作中同様陸橋が見えており、ここまで近い構図の場所は他に無いと考えます。
これはガードレール越しに大谷池を望むカットに見えます。
関川駅
八幡浜駅から電車に乗った鈴芽達が降り立った駅はここだと思われます。
駅の待合所が映るシーンがありました。
上の写真は駅のホーム内から撮影していますが、作品を改めて見返すと、ホーム外から見たアングルだということが分かりました。
ちょうどこんなアングルで描かれていました。
鷲羽山ハイランド付近
こちらは8月に訪問した際に撮影した写真。
鈴芽が遊園地の廃墟へ向かって走るシーン
岡山県倉敷市下津井にある「ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド」という遊園地付近の道がモデルとなっています。
上のカットは、遊園地へ続く坂道の入り口
奥に見える建物は、上記のポイントから350mほど東へ行ったポイントにある家々をモチーフにしているのではないかと思われます。
実際は側溝ふたはブロックではなくグレーチング(金網状のやつ)でした
坂道方向へかけていく鈴芽
作中同様、奥の方に遊園地のアトラクションが見えます。
こちらの遊園地は廃墟ではなく現在でも運営されています。
東山商店街
神戸の「東山商店街」
ルミさんのスナックがある商店街(作中では九宮筋商店街)の“入口”のモデルがこの東山商店街となっています。
こちらが商店街の入り口。
多角形の形をした屋根が特徴的。
こんなアップのカットや
ローアングルのカット
反対を向いたカットもあったと思います。
二宮商店街
三ノ宮駅近くの「二宮商店街」へやってきました。
「九宮筋商店街」の入口以外のモデルはここだと思われます。
アーケード中ほどより。
作中では、中央奥の建物がルミさんのスナック「はぁばぁ」として描かれていました。
鈴芽がダイジンを追いかけるシーンでこの路地も登場しました。
戻ってきた鈴芽を含め、3人が焼うどんを食べるシーンの後でこのようなカットも登場したかと。
マクドナルド2号線須磨店
こちらは2023年1月の再訪時に撮影。
ルミさんの車で神戸へ向かう道中でマクドナルドに立ち寄るシーンがありますが、そのマクドナルドのモデルは神戸市須磨区にある「マクドナルド2号線須磨店」になります。
車中から配達用のバイクが見えるシーンがあったと思います。
山の上の廃遊園地を見上げるシーン。
NISSANの看板が見えていたと思います。
神戸おとぎの国
2023年1月訪問。
作中で登場する神戸の遊園地廃墟。
神戸にある遊園地「神戸おとぎの国」がモデルとなっています。
作中では遊園地名が「神戸ゆめの国」となっていたので、「神戸おとぎの国」を文字ったものだということが容易に分かりますね。
観覧車中心部分のポンデリングのようなデザインが一致してますね。
ジェットコースターとの位置関係も同じ。
こんなカットや…
入口の階段も描かれていたと思います。
メリーゴーランドが映るシーンもありましたね。
家族連れで凄く賑わってました。
新神戸駅近くの教会
2023年1月訪問。
ルミさんが車で鈴芽を新神戸駅へ送るシーン。
新神戸駅の近くにあるこちらの教会が車窓から見えてました。
新神戸駅
ダイジンを追いかけて新幹線で東京へ向かう鈴芽。
新神戸駅2階の送迎車乗降エリア付近でルミさんと抱き合うシーン。
右奥に見えるビルなどはかなり改変されてますね。
JR新神戸駅の名前もばっちり映ってました。
多分こんな感じだったかと。
清州城遠景
2023年1月訪問。
鈴芽が新神戸駅から新幹線で東京へ向かうシーンで清州城が登場しました。
清州公園横の川沿いの道から望遠で撮影。
東京駅
新幹線で東京へ!
新幹線ホームを出て在来線に乗り換えるシーンでこのようなカットが登場したと思います。
1,2番ホームで中央線に乗り換えて御茶ノ水駅へ。
こちらの写真は2023年1月の再訪時に撮影。
作中に登場したのはこのエスカレーターで間違いなさそうです。
こちらも2023年1月再訪時に撮影。
1,2番線ホームのカット。
御茶ノ水駅
御茶ノ水駅ホームより
ホームの端から撮影。
御茶ノ水駅改札のアップ。
環さんが改札から出てくるシーン。
御茶ノ水駅改札前から南方を見た画。
2023年1月再訪時に撮影。
御茶ノ水駅改札の向かい。
こんなアングルや…
証明写真機が映ったシーンもあったかと
信号機
適当に撮ったけどやはりここじゃなかったか?
御茶ノ水駅周辺
草太の家で身支度を整えて駅へ向かう鈴芽
このカットは御茶ノ水駅付近の「お茶の水橋」からの画だと思われます。
外堀通りの歩道。
ダイジンを追いかける草太と鈴芽。
聖橋へ上がる階段を駆け上る鈴芽。
聖橋
聖橋のカット。
ミミズへ飛び込んだ草太を追う鈴芽。
かなりのローアングル。
草太を追ってミミズへ飛び込もうとする鈴芽。
工事で作中とはだいぶ景色が違っています…
聖橋の上から東を見たカット。
作中では真ん中のトンネルからミミズが噴き出ていました。
順天堂医院
順天堂医院の建物。
地震が起きる直前のシーンで登場。
順天堂大学
順天堂大学の建物。
かなり近いアングルで撮れました。
順天堂前交差点
2023年1月再訪時に撮影。
要石のサダイジンが抜けた際に地震が起きたシーン。
順天堂前交差点がこんな感じで描かれていたように思います。
昭和第一高等学校横の坂道
草太の家へ向かうシーンで登場した坂道。
順天堂大学のすぐ側にある「昭和第一高等学校」横の坂道がモデルとなっています。
坂道を登り切ったポイント。
草太の家からミミズが立ち上るのを見て、鈴芽と草太がその場所へ走って向かうシーンで登場しました。
2023年1月再訪時に撮影。
確かこんなカットもあったかと。
坂の頂上付近。
坂を下り切った場所から坂の方を見たカットも登場したかと。
浅草寺 雷門前
2023年1月再訪時に撮影。
ダイジンがSNSにアップされているシーンで登場。
バスタ新宿
2023年10月再訪時に撮影
東京でミミズが空に広がっていくシーンでバスタ新宿が映るカットが登場しました。
新宿駅南口
2023年10月再訪時に撮影
同様に東京の空にミミズが広がっていくシーンで登場しました。
渋谷駅付近
2023年10月再訪時に撮影
宮益坂下の交差点
同様に東京の空にミミズが広がっていくシーンで登場
2023年10月再訪時に撮影
同様に東京の空にミミズが広がっていくシーンで登場
新宿2号踏切
2023年10月再訪時に撮影
同様に東京の空にミミズが広がっていくシーンで登場
大久保駅ホーム
2023年10月再訪時に撮影
同様に東京の空にミミズが広がっていくシーンで登場
朝日橋
2023年10月再訪時に撮影
同様に東京の空にミミズが広がっていくシーンで登場
秋葉原駅西口
2023年10月再訪時に撮影
同様に東京の空にミミズが広がっていくシーンで登場
新宿センタービル
2023年1月再訪時に撮影。
同じく、ミミズが空一面に広がっていくシーンで登場。
お台場海浜公園
2023年1月再訪時に撮影。
こちらもミミズが東京の空一面に広がっていくシーンで登場。
道の駅大谷海岸
ところ変わって東北へ!
鈴芽の故郷へ向かう途中、鈴芽、環さん、芹澤の3人が休憩で立ち寄った道の駅。
宮城県気仙沼市にある「道の駅大谷海岸」がモデルとなっています。
2023年12月再訪時に撮影(撮り直し)
建物内のカット。
2023年12月再訪時に撮り直しました。
内装は若干改変されていますが、ほぼほぼ一致します。
2023年12月再訪時に撮影
すずとじコーナーが出来てました!
作中で芹澤が食べていた海鮮ラーメン。
こちらは小説版で環さんが食べていた「漁師の気まぐれ定食」
映画版では環さんの食事シーンは無く、食べ終わって稔くんに電話しているシーンがあったのですが、その時映っていた食器は黒いどんぶりとお椀だったので、おそらく海鮮丼等のどんぶり類を食べたのだと思われます。
環さんが座っていたカウンター席。
写真の手前から2つ目の席に座っていました。
2023年12月再訪時に撮影
海鮮ラーメンを食べる芹澤
2023年12月再訪時に撮影(撮り直し)
駐車場で鈴芽と環さんが言い争いをするシーンのカット諸々
2023年12月再訪時に撮影
道の駅の看板付近から海側を見るカット
脇之沢漁港付近の道路
2023年12月再訪時に撮影
堤防沿いの道路を車で走るシーンで登場したカット。
当初山田IC付近の道路がモデルだと考えられていましたが、後日陸前高田市の脇之沢漁港付近の道路がモデルであることが判明しました。
ストリートビューでは作中で描かれていたプレハブ小屋も確認出来ます。
陸前高田市米崎町堂の前の道
2023年12月再訪時に撮影
環さんと鈴芽が自転者で故郷の家を目指すシーンで登場したカット。
陸前高田市米崎町の堂の前という地域の道がモデルとなっています。
織笠駅
物語終盤。
草太が鈴芽達と別れて電車に乗るシーン。
岩手県にある「織笠駅」がモデルとなっています。
上は駅前のロータリー。
作品を見返すと、上の写真とは違い下へ降りる階段の向かって左側から見たアングルが正しいようでした。
2023年12月再訪時に撮影(撮り直し)
広角レンズが無いと1枚に収まりません…
2023年12月再訪時に撮影
駅前で芹澤と環さんが語らうシーン
2023年12月再訪時に撮影
織笠駅ホームのカット諸々
織笠駅の交流ノート。
中を見てみると、11月11日より作品を見てきた人達の書き込みが多くありました。
すずめの戸締まり関連の書き込みで見ると、私は19番目でした。
皆さん来るの早すぎですw
2023年12月再訪時に撮影
駅ノートが8冊目になってました!
1年で6冊増えるのはかなりハイペースだと思います。
グッズやファンの方が描いたと思われる絵などが飾られていました。
織笠駅前の道
2023年12月再訪時に撮影
織笠駅前の道路。
そこそこ望遠で撮影。
山田湾展望広場(後ろ戸設置場所)
2023年12月再訪時に撮影
織笠駅の近くにある「山田湾展望広場」に後ろ戸が設置されています!
ダイジンの要石も良く出来てますね。
立ち寄り必須ポイントです!
芹澤カー事故現場
2023年12月再訪時に撮影
芹澤の車が道路から田んぼに落ちてしまった場所。
右奥に見えるトンネルの入り口などが一致しており、少なくとも上のカットのモデル地はここだと思われます。(詳細位置は巡礼マップをご確認ください)
このカットも一致していると言えなくもない。
うーん、この2カットはほぼ一致してませんね…
別にモデル地があるのかも。
宮古市赤前の堤防
2023年12月再訪時に撮影
実家があった場所にたどり着いた鈴芽。
後ろに見える堤防の門が酷似しています。
鈴芽の実家の地理的モデル地はやはりここかも。
電波塔
2023年12月再訪時に撮影
宮古運動公園のすぐ側にある電波塔。
作中に登場した電波塔と酷似しています。
ここにも後ろ戸が設置されています!
周りの風景も作中のものとかなり近い気がします。
その他の聖地(未訪問)
今回の旅では訪問出来なかった判明している聖地をご紹介します。
宮崎県日南市 外浦港
作中で漁協の事務所内に港の地図が貼られていますが、この港の形は宮崎県日南市にある外浦港という港の形そのものです。
Googleマップの航空写真で見るとこんな感じ。
ほぼそのままですね。
鈴芽が暮らす港町の位置的モデル地は宮崎県南部である事は以前から分かっていましたが、それとも辻褄が合いますね、
地図だけでなく、作中の背景モデルも漁港周辺に存在するかもしれません。
下灘駅
ダイジンの姿がSNSに投稿されているシーンで下灘駅のカットが登場しました。
JR土讃線吉野川橋梁
愛媛でルミさんの車に乗った鈴芽。
神戸へ向かう道中でJR土讃線の橋梁が映るシーンがありました。
徳島自動車道と並んでおり、車道から橋梁を見ることが出来ます。
聖地巡礼に際して
映画公開前、公式のツイッターアカウントより、聖地巡礼に関する注意喚起のツイートがなされました。
映画『#すずめの戸締まり』
— 映画『すずめの戸締まり』公式 (@suzume_tojimari) November 8, 2022
ご鑑賞予定の皆様へ pic.twitter.com/frgwCTNGZ8
聖地巡礼自体が悪だとは思いません。
大きな物音や声を発さない、長居をしない、私有地に立ち入らない、自動車や歩行者の妨げになるような行動をしない等など、節度ある行動を心がけて聖地巡礼を楽しみましょう。
お邪魔させて頂いている、という謙虚な気持ちを忘れないようにしたいですね。
内容は以上!
めちゃくちゃ疲れましたがとても充実した4日間でした。
神戸のマクドナルドや清州城など、時間の都合で行けなかった場所も多々あるので近いうちに訪問したいと思います。
今回訪れた聖地について、自身で特定出来た場所もありますが、大部分はツイッターのフォロワーの方々のご尽力により特定された場所になります。
今回の旅の成功は、その方々のお力があってこそです。
この場を借りて深く感謝申し上げます。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
最後に備忘録として、簡単ではありますが、「すずめの戸締まり」日本縦断聖地巡礼旅の行程を下記に記しておきます。
興味がある方はご覧ください。
各ポイント毎のアクセスや運賃など、多少なりとも参考になれば幸いです。
「すずめの戸締まり」日本縦断聖地巡礼旅の行程
〈2022年11月11日(金)〉
午前0時:福岡の劇場で最速上映を鑑賞
↓
↓ 特急ソニック(運賃:5,940円)
9時30分頃:大分駅着 駅近辺でレンタカーを借りる
↓ レンタカー
佐賀関の港、JFおおいた佐賀関支店探訪
↓ レンタカー
湯平温泉探訪
↓ レンタカー
↓ 日豊本線
↓ 徒歩
17時10分頃:臼杵港着、17時30分:おれんじ九州に乗船、船のデッキなどを撮影
↓ 九四オレンジフェリー(運賃:3,400円)
19時50分:八幡浜港着
↓ タクシー
↓ 予讃線(運賃:260円)
20時48分:伊予大洲駅着、ホテルへ
〈2022年11月12日(土)〉
ホテル
↓ 徒歩
7時頃:大洲城遠景撮影を試みるも、霧が濃すぎて断念
↓ 徒歩
↓ 予讃線(運賃:260円)
8時9分:八幡浜駅着
↓ 徒歩
8時30分頃:八幡浜港探訪
↓ 徒歩
10時27分:八幡浜駅から特急に乗車
↓ 特急宇和海(運賃:2,500円)
↓ レンタカー
大谷池付近探訪
↓ レンタカー
関川駅探訪
↓ レンタカー
大洲城遠景探訪(朝のリベンジ)
↓ レンタカー
16時頃:松山駅付近でレンタカー返却 16時27分:松山駅発
↓ 特急しおかぜ、岡山駅で新幹線に乗り換え(運賃:11,600円)
20時18分:大阪駅着
↓ 徒歩
TOHOシネマズ梅田で「すずめの戸締まり」2回目鑑賞
↓
ホテルへ
〈2022年11月13日(日)〉
ホテル
↓ 徒歩
7時21分:大阪駅発
↓ JR神戸線、三宮で地下鉄に乗り換え(運賃:620円)
7時58分:湊川公園駅着
↓ 徒歩
東山商店街探訪
↓ 徒歩
9時頃:湊川公園駅発
↓ 地下鉄(運賃:210円)
9時10分頃:三宮駅着
↓ 徒歩
二宮商店街探訪
↓ 徒歩
9時40分頃:三宮駅発
↓ 地下鉄(運賃:210円)
9時45分頃:新神戸駅着、新神戸駅探訪 10時10分:新神戸駅発
↓ 新幹線(運賃:15,380円)
12時54分:東京駅着、昼食、東京駅カット撮影
↓ 中央線(運賃:136円)
14時30分頃:御茶ノ水駅着
↓
御茶ノ水駅周辺の探訪
↓
16時頃:御茶ノ水駅発
↓ 中央線(運賃:136円)
16時10分頃:東京駅着 16時36分:東京駅発
↓ 新幹線(運賃:10,560円)
18時38分:仙台駅着
↓
ホテルへ
〈2022年11月14日(月)〉
ホテル
↓
7時30分:仙台駅付近でレンタカーを借りる
↓ レンタカー 三陸沿岸道路
9時20分頃:道の駅大谷海岸着 道の駅大谷海岸と周辺のカット撮影 昼食
↓ レンタカー 三陸沿岸道路
12時20分頃:織笠駅着 織笠駅のカット撮影
↓ レンタカー
山田IC付近のカット撮影
↓ レンタカー 三陸沿岸道路
16時30分頃:仙台駅付近でレンタカー返却
↓ 徒歩
17時20分:仙台駅発
↓ 仙台空港アクセス線(運賃:661円)
↓ 飛行機(運賃:25,840円※株主優待利用)
↓ 地下鉄(運賃:260円)
↓ 西九州新幹線(運賃:3,600円)
23時39分:長崎駅着
↓
帰宅