10月10日に行われた「湯涌ぼんぼり祭り」。早いもので、今年で5回目を数えます。今年も長崎から片道7時間半かけて金沢まで行ってきましたw
「花咲くいろは」の作中で登場した架空の祭りを実際にやってみよう、ということで始まったこのお祭り。もちろん″イベント”としての要素もありますが、地元に根付いた『祭り』にする為、ファンと地元が一体となって盛り上げています。
今回は写真でこのお祭りの様子をご紹介しようと思います。
第5回湯涌ぼんぼり祭りの詳細情報↓
10日の朝、ホテルを出て金沢駅東口の7番バス乗り場へ。6時40分の時点ですでに50人ほどの行列。(おそらく)全員湯涌温泉行のバスを待つ乗客。
7時20分発が始発ですが、その前に臨時バスが到着。何とか乗車。一路湯涌温泉へ!ちなみに所要時間は40分ほど。(時間帯によって前後。)運賃は600円。バスの待機列に並んでいると、バス会社の人が往復券を売りに来てくれます。
湯涌温泉に到着!バス停には、作品にちなんだ『湯乃鷺温泉』の標識が!
バス停から小走りで『みどりの里』へ。物販の列に並びます。
すでに長蛇の列。数えてませんが間違いなく100人以上はいたと思います。
しかし例年に比べると人数はかなり減った印象。(以前は同じ時間帯で2倍以上の人数が並んでいたと思います。)
物販の開始は10時。約2時間半ひたすら待つ!曇り空でしたが雨は無く、気温もそんなに寒くなかったので苦痛は最小限だったかとw
物販開始。30人ずつくらいで物販テントに案内されます。
ちなみに待っている間注文書が配れらるので、ほしい商品に個数を記入。筆記用具は随時前から回ってきます。
ちなみに私は「第5回ポスター」「金沢手帖」「第5回手ぬぐい」「氷室開きクリアファイル」を購入。
物販を終え飲食エリアへ。今年も様々なお店が出店していました。
毎度おなじみ宝達志水のオムライス。
サークルKサンクスも出店。5点セット(弁当1個、おにぎり4個)を買い、各商品についているシールを集めると写真の手ぬぐいが貰えます。
他にも様々なお店が出店。午前中は物販以外特に用事が無いので、飲食エリアは人でごった返します。
食べたもの。
サークルKサンクスの弁当。おかずの数が多くクオリティも高い。
能登牛ステーキ(1,000円)と能登豚串(500円)。普通に美味い!w
みんち特製オムライス!(宝達志水)
柚子乙女も忘れずに。毎年新しいラベルのものが発売されます。
物販・飲食エリアを離れ温泉街をぶらぶら。
秀峰閣付近。
福神橋付近。
温泉街入口。作中でも度々登場するカット。
続々と人が集まってきます。
貴船商店の前に掲示された急行ゆのさぎ号のヘッドマーク。
温泉街のメインストリート。
扇階段前の広場。午後からここで様々なイベントが開催されます。
個人協賛ぼんぼり。
ここさけの成瀬順ちゃんもぼんぼり祭りに協賛!?
自身のぼんぼりを発見!
扇階段を登り稲荷神社へ。
作中でも頻繁に登場する稲荷神社。
夜はここで『神迎えの儀』が行われます。
約300基の個人協賛ぼんぼりが掲げられています。
のぞみ札を入れる木の箱(正式名称不明w)
まだ数は少ないようですw
玉泉湖まで足を伸ばしてみることに。
玉泉湖へ続く坂道。
お焚き上げ前の玉泉湖。本番もこの位置で見れれば最高なんですが…w
冬に向けて氷室小屋組み立て中。
湖の周りを散策。
湖を囲うようにぼんぼりが掲げられています。
玉泉湖から階段を登り中の園地へ。
車道からしか行ったことが無かったので、こんなルートがあったとは新発見。
白雲楼ホテルの跡地。第2回ぼんぼり祭り点灯式では、ここでnano.RIPEのライブが行われました。
中の園地へ続く車道から温泉街を見た画。同じようなカットが作中にも何度か登場します。
午後になってだんだんと人の数も多くなってきました。
14時、ぼんぼり祭りのイベント開始。
扇階段までマーチングで移動し、そこからステージ演奏へ。花咲くいろはの楽曲含め、数曲を演奏してくれました。
15時30分からは「☆ぼんぼれんじゃー」の演奏。フェスティーボ・ウインド・アンサンブルの鍛冶さんのフルート演奏をはじめ、様々なアニソンの演奏が行われました。
※「☆ぼんぼれんじゃー」の演奏をニコニコ動画にアップしました。↓
【第五回湯涌ぼんぼり祭り】☆ぼんぼれんじゃー演奏 (前半) ‐ ニコニコ動画:GINZA
【第五回湯涌ぼんぼり祭り】☆ぼんぼれんじゃー演奏 (後半) ‐ ニコニコ動画:GINZA
17時からはゆのさぎjapanのアカペラ演奏。2年前からぼんぼり祭りでアカペラ演奏を披露されています。
素晴らしい歌声にほ惚れ惚れ。
金沢で活躍されている「ひだまりJapan」というアカペラ集団の面々で構成された、ぼんぼり祭り限定のグループです。
この後17時30分からフェスティーボ・ウインド・アンサンブルの演奏があったのですが、思うような動画撮影ができず… とても人に見せれるものでは無いので、動画のサムネでご紹介w
指揮者は「☆ぼんぼれんじゃー」でフルート演奏をされていた鍛冶さん。
ハナノイロ、DREAM SOLISTERとアニソン演奏が続きます。
キンブレで指揮をする指揮者w
夜の帳が落ち、祭りは佳境へ。
個人協賛者にはこのようなパスが与えられ、扇階段前に設けられた協賛者スペースに入ることができます。また、お焚き上げの際に、玉泉湖へ優先的に入れる権利も与えられます。
ぼんぼりの灯り。何とも言えない色合いで美しい。
19時からは、ぼんぼりの灯りを背に再び「ゆのさぎjapan」のアカペラ演奏が行われました。
※「ゆのさぎjapan」の演奏をニコニコ動画にアップしました。↓(許可済み)
【花咲くいろは】第五回湯涌ぼんぼり祭り ゆのさぎJAPANアカペラ演奏 ‐ ニコニコ動画:GINZA
19時30分。邦楽アンサンブルいずみぼんぼり夜演奏。
19時45分。こちらもおなじみ、金沢百万石太鼓の演奏。
20時。いよいよ神迎え行列の開始。ぼんぼり夜が温泉街に鳴り響きます。約20分かけて温泉街入口から扇階段前まで移動します。
20時20分。神迎え行列が扇階段に到着し、関係者挨拶が始まりました。
湯涌温泉観光協会会長の山下新一郎さん、山野ゆきよし金沢市長、P.A.WORKSの堀川社長の挨拶と続きます。
堀川社長の挨拶では、P.A.WORKS15周年を記念したイベントの告知も行われました。詳細は公式サイトをチェック!
※関係者挨拶の動画をニコニコ動画にアップしました。↓
【花咲くいろは】第五回湯涌ぼんぼり祭り(本祭) 関係者挨拶 ‐ ニコニコ動画:GINZA
関係者挨拶を終え、稲荷神社での神事の様子がスクリーンに映し出されます。
神事が終わり、神社から女の子の神様が!
ここから玉泉湖へ移動。
祭りのメインイベントであるお焚き上げ。もちろんカメラにしっかり収めるつもりでしたが、みごとに場所取りに失敗orz
三脚を持ち上げ、人々の頭の上からの撮影を試みましたが、案の定ブレブレで何を撮っているかわからない状態にw
こちらも動画のサムネイルでご勘弁。
祝詞が終わり、たいまつを持った宮司さんが女の子の神様の元へ。
神様が手をかざすとたいまつに炎が!?
たいまつの火をのぞみ札が入った木の枠へ。確か3年前は、木が湿っていたのかなかなか火がつかなくて宮司さんが少し焦った様子だったのが印象に残ってますw
無事、のぞみ札に火が燃え移りました。
数多の「のぞみ」が火の粉と共に天高く舞い上がっていきます。
湖面に移るお焚き上げの炎。
これにてぼんぼり祭りの全行程が終了。お焚き上げの儀で玉泉湖へ入場できるのは協賛社含め一部の人々ですが、この後は入場規制が解かれ、来場者全員入場が可能となります。
玉泉湖を離れ扇階段へ。
灯りの付いたぼんぼりを間近で撮影。
以上、第5回ぼんぼり祭り(本祭)のレポートでした。
聞くところによると、来場者は昨年を上回る14,000人だったとか!!来年も再来年もその先もずっと続いてほしい祭りですね。
おまけ
ぼんぼり祭りの翌日、金沢駅横の音楽堂で『ぼんぼりオーケストラ』なるものが開催されました。
オーケストラによる花さくいろはの楽曲演奏。キャストによる朗読劇(登場人物が喜翆荘で働く前のエピソード)、OEKエンジェルコーラスによるぼんぼり夜の合唱 等々、盛りだくさんの内容でした。ポスターやパンフレットの物販もありました。
お祝いのお花。
伊藤家一同からもお花が届いておりました。
キャストのサインが書かれたポスター。
今回のぼんぼり祭り、お祭り当日こそキャストのトークショーやライブなどのイベントはありませんでしたが、その翌日にこのようなイベントが開催されるのは遠出している地方民にとっては嬉しい限りです。
ただ、祭りとしては、今後こういうイベントに頼らなくても祭りを続けていく(地元に根付かせる)工夫・努力は必要になってくると思いますが。
アニメ関連のイベントが無くなっても私は毎年必ず参加します!