佐賀県を巡るアニメーション 唐津編 「おかえり 故郷の唐津」 舞台探訪(聖地巡礼) - アストラルのつれづれ旅日記
3月12日からyoutubeで公開されている「佐賀県を巡るアニメーション」第2弾。昨年の「武雄編」「有田編」に引き続き、「佐賀編」と「唐津編」が公開されました。
公開日前日には佐賀県立美術館で完成披露イベントが開催され、脚本の園田英樹さん、キャストの山口勝平さん等を招いてのトークショーが行われるなど、佐賀県の熱の入れようが感じられますね。
時間はどちらも10分程と短いものの、細部まで細かく描かれた背景描写は、地元民のみならず聖地巡礼を趣味とする者の興味を刺激してくれます。
そんなわけで、早速作品に登場した背景を追って佐賀県内を巡ってきました!
まずは佐賀編「ただいま 思い出の佐賀」に登場した舞台をご紹介します。
※この記事では、舞台探訪で撮影した写真との比較・検証のため、アニメ作品の一部を引用させていただいております。
これら画像の著作権は、佐賀県 地域交流部、及び株式会社 トムス・エンタテイメントに帰属していることを明示させていただきます。
探訪日:2017年3月12日、18日
佐賀駅
まずは序盤に登場した佐賀駅のカットから。
特急「白いかもめ」に乗ってやってきたメイが佐賀駅に降り立つシーン。佐賀駅の撮影を一番後回しにした為辺りが暗くなってます。
こちらは3,4番線のホーム。博多方面から来たのであれば通常1,2番線のホームに降り立つはずですが^^;
こちらは1,2番線ホームから。奥の建物は佐賀ワシントンホテルプラザで間違いなさそうです。
佐賀駅構内改札。
再現度高し。
駅の外へ。
駅出入口向かいの建物。作品全体を通して、背景の建物の描写が本当に細かいと感じました。
佐賀駅南側出口。
メモ紙が風で飛ばされるシーン。
駅南口からバスセンター方向を向いた図。
佐賀駅バスセンター4番乗り場。
❝市営バスnimocaスタート❞のポスターが緻密に描かれてます!
こちらはなかなか探すのに苦労したカット。佐賀駅南口から県道29号線を獲った1枚。
左側の建物奥に描かれている看板が「大同生命」の看板とほぼ一致しているためここで間違いないと思うのですが、通常バスセンターを出たバスはこの道路は通らないはず。駅のホームといい細かい部分で改変がされているようですね。
西船津バス停
思わぬ事故(?)でバスに乗ったメイが降り立ったバス停。
奥に見える建物も高い精度で一致しています。
バス停自体はガードレール側ではなく、道を挟んで反対側に設置されています。
中盤に登場した田園風景。探索はしていませんがおそらくバス停付近かと。
メイが気球に乗った河川敷。こちらも探索できていないので次回リベンジですね…
おそらく毎年行われているバルーンフェスタの会場(嘉瀬川の河川敷)だと思われます。
干潟よか公園(海岸線)
2017年3月28日訪問
おじさんに連れられメイがやってきた海岸線。佐賀市南方にある『干潟よか公園』側の海岸で間違いなさそうです。
天候が悪く普賢岳は見えませんでした…
全長約3キロの海岸線。干潮時には広大な干潟が出現します。
また右に見える草はシチメンソウと呼ばれる植物で、秋に真っ赤に紅葉する草として有名です。
ちょうど干潮のときに来ることができました。ガタスキーをやっている人たちはイませんでしたがw
堤防はあまり一致してないですね。もっと時間をかけて探索すれば近い場所が見つかったかもしれません。
与賀神社
物語終盤。ホームステイ先の古賀さんがメイを出迎えるシーン。与賀町にある『与賀神社』がモデルとなっています。
ご神木。
社殿横からのカット。広角レンズが無いとカット合わせは難しいですね。
このカットは合わせるのは厳しいかな?
かなり離れた場所からズームでなんとかなるかも。
最後に登場する古賀さん宅。神社で出迎えたということはその近くにあるんでしょうね。
さて、今回撮影できたカットは以上になります。
他にも鳥栖にある「ベストアメニティスタジアム」や「吉野ヶ里遺跡」が冒頭にちょろっと出てましたね。
未特定ポイントの探索と合わせて近いうちに2回めの探訪を行う予定です。
先の「ユーリ」を始め、聖地過疎地だった佐賀でアニメ関係の動きが活発になっていることは九州民として喜ばしい限り。今後の展開にも注目していきたいですね!