2023年春アニメとして放送された「スキップとローファー」
物語の主な舞台は東京ですが、主人公の岩倉美津未の地元は石川県の珠洲市であり、作中でも珠洲市の風景が度々登場しています。
今回聖地巡礼として作中で登場した珠洲市のポイントを巡ってきたのでご紹介したいと思います！
※この記事では、舞台探訪で撮影した写真との比較・検証のため、アニメ作品の画像を引用させていただいております。
これら画像の著作権は、高松美咲氏、P.A.WORKS、「スキップとローファー」制作委員会に帰属していることを明示させていただきます。
探訪日：2023年7月17日
珠洲市中心部へのアクセス
かつてはのと鉄道能登線の線路が伸びていましたが、今は廃線となっており鉄道でのアクセスは出来ません。
主なアクセス手段は下記になると思われます。
◆自動車でのアクセス
金沢から珠洲市内まで 約2時間30分
◆特急バスでのアクセス
◆飛行機でのアクセス
羽田からのと里山空港まで 約1時間
のと里山空港から珠洲市内まで（ふるさとタクシー利用） 約40分
ふるさとタクシー｜交通アクセス｜のと里山空港 〜NOTO SATOYAMA AIRPORT〜
蛸島駅跡
まず訪れたのは蛸島駅跡。
のと鉄道能登線の終着駅として2005年まで利用されていましたが、能登線の廃止に伴い廃駅となりました。
駅舎への立ち入りは出来ませんが、ホームや線路には立ち入り出来ます。
作中では駅名が「凧島（いかじま）駅」となっています。
作中でも同様に廃駅となっています。
第1話、美津未の妄想シーン
ホームの柵はそのまま描かれてます
草が生い茂っており同様のアングルで撮れず
こちらは第4話で登場したカット
朽ち果てた待合所の屋根がいい味出してます
画になる風景ばかり
夏に訪れたのは正解でした
高倉彦神社への道程
第9話、帰省した美津未が幼馴染の文乃と共に神社へ歩いていくシーン
2人が渡った橋はここで間違いないと思われます
作中と同じアングルでは撮れないのでこれで勘弁を
9話で登場したこの狸の置物も橋から近い場所にありました！
が、民家の玄関先に置かれたものだったので写真掲載は控えます。
細い路地を歩く2人
神社のすぐ近くのこの路地で間違いないかと
家々の形もほぼ一致
高倉彦神社
海沿いにある高倉彦神社
灯篭はGWの地震で倒れてしまったようです…
地元の仲間たちと合流する2人
参拝者の為に雪除けの屋根が拝殿前に設置されているのは雪国ならではですね
鉢ヶ崎海岸
神社の前に広がる海岸。
上のカットは第1話の美津未の回想シーンで登場。
歩くのが困難なくらい草が生い茂っていました。
2話で文ちゃんが電話していた場所もこの海岸だと思われます。
作中と同じ船は見当たりませんでした。（ひっくり返っている船はありました）
9話で皆が花火をしていた場所もこの海岸ですね。
奥の家々もほぼ一致しているように見えます。
洲崎豆腐店付近の路地
9話、珠洲市の風景が連続して映し出されるシーンで登場した風景。
洲崎豆腐店近くの路地がモデルとなっていますが、左側の家は取り壊されてしまってます…
寺家漁港付近の海岸
珠洲市中心部から東へ車を走らせ、やってきたのは寺家漁港付近の海岸。
OPのタイトル画面の背景として描かれている海岸はここだと思われます。
背景の左端に映っている灯台
背景の右端に映っている家々
広角レンズが無いと1枚に収めるのは難しいですね…
第1話で文ちゃんが歩いていた海岸線。
堤防はいまいち一致しませんが、左端に見える岩場や建物は一致しているようです。
堤防は別の場所を参考にして描かれてそうですね
木ノ浦海域公園遠景
第1話で登場した街並みの遠景。
能登半島北部の「木ノ浦海域公園」をモチーフに描かれているようです。
木ノ浦ビレッジという高台にあるホテルの近くから遠景を望むことが出来ます。
高屋新保バス停
第6話で文ちゃんが美津未に電話していた趣深いバス停。
珠洲市高屋町にある「高屋新保バス停」がモデルとなっています。
バス停の裏から
のと里山空港
最後に訪れたのは「のと里山空港」
第9話の帰省回で美津未が降り立った空港。
珠洲市からは40kmほど離れています。
荷物を受け取り、迎えに来ていた家族と合流
ポケモンセンターカナザワとのタイアップイベント開催中のようで、至る所にポケモンのイラストが
空港から車で珠洲市へ向かう美津未
上のカットは空港付近の道路かと思われます。
近いしい場所を撮ってみました。
内容は以上！
7月の三連休最終日でしたが、車の数もそれほど多くなくスムーズに回れました。
蛸島駅や珠洲市の古い町並みなど、赴き深い風景が多く心癒される旅となりました。
作品は是非2期を期待したいと思います！
